【パーティ構築】バシャナットサンダー【第28回シングル厨使用構築】
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
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バシャーモ | 馬鹿力 | フレアドライブ | 叩き落す | 守る | バシャーモナイト |
ナットレイ | ジャイロボール | パワーウィップ | タネマシンガン | 叩き落す | 拘りハチマキ |
サンダー | ボルトチェンジ | 熱風 | めざめるパワー氷 | 羽休め | ゴツゴツメット |
ガブリアス | 逆鱗 | 地震 | 岩石封じ | 剣の舞 | 気合の襷 |
ニンフィア | ハイパーボイス | 電光石火 | シャドーボール | めざめるパワー地面 | 拘りメガネ |
クレセリア | サイコキネシス | 冷凍ビーム | トリックルーム | 三日月の舞 | オボンの実 |
こんばんは、ウオッカです。
6月22日に開催された第28回シングル厨オフに参加してまいりました。
結果を先に言うとギルガルドブロックを6−2で二位で予選を抜け、なんと準決勝まで勝ち上がりベスト4という結果を残せました。
ここまで勝ちあがれるとは思わず感無量です。
【パーティ経緯】
社mfが終わった後、カバドリやメガハッサム軸の構築を使用していたものの中々満足な出来が出来ない中、バシャーモ+ナットレイ+サンダーを軸にした構築が流行っていると聞き、面白そうだと思い構築を考える。
取り巻きの3匹の内真っ先に思いついたのはガブリアス。現環境使用率No.1のこのポケモンはすんなりと構築に入れられましたが残りの2匹を決めるのには少し時間がかかりました。残りの2匹はバシャーモナットレイサンダーガブリアスの4匹が厳しい格闘タイプに対して強いポケモンを入れるべきだと思い、もう一つの強い勝ち筋としてニンフィアとクレセリアを採用しました。結果としてバシャーモの加速から上から殴るスタイルとトリックルームからのニンフィアナットレイと高い攻撃を連発できるスタイルを両立する形となりました。
【個別解説】
★バシャーモ
性格:意地っ張り
特性:猛火→加速
持ち物:バシャーモナイト
実数値:172-189-90-X-90-116→172-233-100-X-100-136
努力値:132-252-0-0-0-124
技構成:馬鹿力、フレアドライブ、叩き落す、守る
今回の構築の軸であり文句なしのMVP。数々の奇跡を引き起こしてくれました。
とにかく火力が半端ない上に範囲も広い。加えてSを下げて耐久に回しているのでサイクル戦に強く使い勝手がとても良かった。
技構成はこの4つしかありえないでしょう。雷パンチを打つほど余裕も火力もないし剣の舞をしてる余裕もなかったです。馬鹿力は連打は禁物ですが飛び膝蹴りよりか事故も少なく使いどころを間違えなければ馬鹿力で良かった場面はたくさんありました。フレアドライブは反動が痛いですがオーバーヒートでは倒したいポケモンに対して打つ際に交換を挟まれると非常に不利なので論外です。叩き落すはただアイテムを無効化するだけでなくクレセリア等の交換出ししてくるポケモンを削るのにも役に立ちます。この構築でクレセリアを処理する方法の一つなのでとても重要な技です。守るも加速を確実に発動させる手段の一つなので切れません。
★ナットレイ
性格:勇敢
特性:鉄の刺
持ち物:拘りハチマキ
実数値:181-160-151-X-137-22
努力値:252-252-0-0-4-0
技構成:ジャイロボール、パワーウィップ、タネマシンガン、叩き落す
バシャーモの苦手な水や地面に対して強いポケモン。バシャナットサンダーのナットレイは残飯宿り木型のイメージが強いですが、自分はナットレイというポケモン程得手不得手がはっきりしてるポケモンは中々いないと思っており、ちまちま削っていくよりか確実に手痛い攻撃を与えられるハチマキ型を真っ先に考えてました。結果として大活躍だったのでこういう形もありなのだと思いました。
技構成はハチマキならこの4つで安定でしょう。ジャイロボール、パワーウィップはナットレイの最高打点となり、タネマシンガンは技外しもない他身代わりにも強いです。叩き落すは交換でよく出てくるヒードランなどに。
★サンダー
性格:図太い
特性:プレッシャー
持ち物:ゴツゴツメット
実数値:197-X-144-147-110-125
努力値:252-0-208-12-0-36
技構成:ボルトチェンジ、熱風、めざめるパワー氷、羽休め
バシャーモが上から縛られるファイアローやマリルリに強く、めざ氷を持つことでランドロスやガブリアスへの打点も作れ使いやすかったです。毒々を入れるサンダーも悪くはないと思うのですが、打つ相手がポリ2クレセぐらいだろうなと思ったら案の定使う機会はほとんどなく、前日にめざ氷個体に変更しました。これも当日めざ氷を打つ機会が多くて正解でした。
ボルトチェンジはステロ展開に弱かったり無効化される危険性も秘めてますがかと言って十万ボルトの方がいいという場面が多くなく、交換できるというメリットの方が上回ってました。熱風、羽休めはなくてはならない技です。めざ氷は前述のとおり。
★ガブリアス
性格:陽気
特性:鮫肌
持ち物:気合の襷
実数値:183-182-116-X-105-169
努力値:0-252-4-0-0-252
技構成:逆鱗、地震、岩石封じ、剣の舞
このポケモンの強さを今更解説するまでも無いでしょう。電気と岩の一貫性を防げるというだけで採用していいポケモンです。リザードンやカイリュー、ウルガモスといった積みポケモンのストッパーとなりたいので襷。
逆鱗、地震、封じは問題ないですが、剣の舞は自身がエースとして展開したい時に大きな圧力となります。ステルスロックを入れてた時期もありましたが、全くと言っていいほど使う場面と役立った場面がなかったので変更。これもいいように働きました。
★ニンフィア
性格:控え目
特性:フェアリースキン
持ち物:拘りメガネ
実数値:196-77-92-176-151-80
努力値:204-4-52-240-8-0(VVVUUV個体)
技構成:ハイパーボイス、電光石火、シャドーボール、めざめるパワー地面
強力な勝ち筋をもう一つ作れるメガネニンフィア。このポケモンの破壊力についても語る必要はないように思える。
電光石火はこのパーティの申し訳程度の先制技。オフでは一度も使わなかったし、かと言って破壊光線を打ちたいなんて場面もありませんでした。なのでこれは好みでしょう。シャドーボールは一貫性を取りやすいので。めざ地はナットレイとニンフィアがいるため寄って来易いヒードランが受け出しして来る際にブチ込む。
努力値の調整はこちら(http://borutonogudora.doorblog.jp/archives/37428305.html)。チョッキの調整だが他に個体を用意する時間もなかったのでこれを使った。
★クレセリア
性格:ずぶとい
特性:浮遊
持ち物:オボンの実
実数値:227-X-189-95-150-106
努力値:252-0-252-0-0-4
技構成:サイコキネシス、冷凍ビーム、トリックルーム、三日月の舞
ニンフィア、ナットレイのトリックルーム始動役且つクッション役。ゴツゴツメットをサンダーに持たせたため余った持ち物であるオボンの実を持たせた。いっそ挑発を防げるメンタルハーブを持たせてやろうかと思ったがやらなくてよかったと思う。結果としてこの構築の重いハチマキガブを急所を考慮しなければ安全に繰り出せるので悪くなかった。控え目HCにしても良かったかもしれないが、トリックルームを確実に発動させたいので耐久にぶっぱ。
【総評】
クレセクチートがとにかくキツイ。クチートは初手で確実にどのポケモンを相手出来るしバシャーモガブリアスはクレセリアで処理できるので相性は最悪である。ここ最近で流行りだしているこの構築に弱いのは致命的と言っていいでしょう。
また重力催眠の対策も0です。ニンフィアバシャーモでどうにかっていう程度。バンギグライ@鋼もキツイ。クレセリアを一撃で処理できるポケモンがいない・・・etcと挙げて言ったらキリがないです。なのでこの構築をコピーしてやるのは絶対オススメ出来ません。それどころかバシャナットサンダー@3で組んでもこれらは厳しいです。実際その程度の力しかありません。強いなんて全然思ってません。なのでこれから皆さんはバシャナットサンダーを組むのはヤメにしましょう( ^∀^)
【最後に】
これだけ穴だらけの構築でしたが、当日は余りにも神がかり的な展開で勝ちまくり、結果としてベスト4まで来てしまいましたが自分が一番驚いてます。準決勝ではボコボコにされてしまいましたがまぁ妥当な負け方でした。悔しいですがそれ以上にスッキリしてしまいました。
自分は第24回目のシングル厨(2012年9月)で初めてオフ会に参加して以来ちょくちょく出続け、今回が通算13回目のオフ出場でしたが、やっと初めて予選抜けをしました。余りにも遅すぎる予選抜けです。そして予選で抜けれなかった人や決勝トーナメントで倒した相手の分まで背負って戦うというのは想像以上のプレッシャーでした。
ですが、対戦相手に「頑張ってください」と応援されるのはものすごく嬉しかったです。その言葉があったからこそやってやろうという気持ちになりました。
最後になりましたが、シングル厨を主催してくださったライトさん、その他スタッフ皆さん、対戦してくれた皆さん、応援してくれた皆さん本当にありがとうございました!ポケモンやってて一番幸せな一日でした。