【パーティ構築】鉢巻キノガッサ入り対面構築
こんばんは、ウオッカです。
今回、初めて関西に遠征し対戦オフに出ましたが結果は3−5と奮いませんでした;;
しかし、普段Twitterでしか話せなかった知り合いの人たちと多く交流できたり、関西の人たちとたくさん話せたので行って後悔は全くありません。勿論勝てない悔しさもありましたが、それ以上の嬉しさを得たつもりです。
【使用構築】
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
マンムー | 地震 | 氷の礫 | ステルスロック | 吠える | 気合の襷 | 意地っ張りAS |
ハッサム | 虫食い | バレットパンチ | 電光石火 | 剣の舞 | 命の珠 | 意地っ張りAS |
カイリュー | 逆鱗 | 神速 | 地震 | 竜の舞 | ドラゴンジュエル | 意地っ張りAS |
ボルトロス | 10万ボルト | めざ氷 | 電磁波 | 挑発 | 電気ジュエル | 臆病CS |
キノガッサ | ローキック | マッハパンチ | タネマシンガン | ストーンエッジ | こだわりハチマキ | 意地っ張りAS |
スイクン | ハイドロポンプ | 冷凍ビーム | 瞑想 | 眠る | カゴの実 | HCベース |
今回使用した構築は俗に言う「対面構築」。自分は、くーるじーさんの形(http://d.hatena.ne.jp/coolg-nittan/20130319/1363682647)を大きく参考にしました。
その中で変更したのがキノガッサをポイズンヒール型からテクニシャン鉢巻型にしたことと、スイクンは技構成は同じなもののCを大きく落とし総合耐久力を上げた型にしました。
マンムー、ハッサム、カイリュー、ボルトロスは同じで採用理由も本家とそこまで変わらないので割愛させて頂きます。
★キノガッサ
性格;意地っ張り
特性;テクニシャン
持ち物;こだわりハチマキ
実数値;135-200-100-X-81-122
努力値;0-252-0-0-4-252
技構成;ローキック、マッハパンチ、タネマシンガン、ストーンエッジ
NN;atamaikeru
自分は、人の構築をオリジナルにする際一度本家と同じ型を試してから自分なりの変更をしていくのですが、変更したくなったのがこのキノガッサの枠。
確かにポイズンヒール型だと選出は限られてしまいあまり選出ができず、いざ選出しようと思って出せるカバドリやトノグドラは対策はされて当然。ならば汎用性を落とさず且つ相手の意表を突くことが出来る鉢巻型にしました。
鉢巻にするメリットはやはり何といっても火力の大幅アップに加え選出の幅も広げられることですね。またステルスロックと鉢巻キノガッサは相性が素晴らしく良い。鉢巻ローキックを本来なら2発耐えてくる相手を崩すことも出来ます。勿論欠点もあり、ポイズンヒール型に比べて小回りが利きにくくなり本来なら胞子安定の場面で動くに動けない状況を作ってしまうのも確かです。
しかしながら、当初の期待以上の活躍をしてくれたのでこの変更に不満は無いです。
技構成は鉢巻ならこの4つ以外ないでしょう。ストーンエッジは打つ機会がほとんど無いですが、あって損はなかったのでこれにしました。
NNは以前と同様わふお様より。
★スイクン
性格;図太い
特性;プレッシャー
持ち物;カゴのみ
実数値;207-X-155-133-137-108
努力値;252-0-44-180-12-20
技構成;ハイドロポンプ、冷凍ビーム、瞑想、眠る
NN;TM*OCEAN
このスイクンの枠も本来は控えめHC型のスイクンを使っていました。ですが正直なところ火力が余り過ぎて耐久がもうちょっと欲しい状態で最悪スイクン自体の変更も考えてました。
そんな中、レンツカさんの昔のブログ(なくなっちゃったけど)でスイクン考察をやった際のこの調整を見て「捜し求めていたのはこれだ!」って衝動になりました。
オフまでその時はあまり時間が無かったのでこの型自体で回す機会が少なかったですが少なくとも対面構築に合ってないって事は無く使いやすかったです。
主にカバドリや雨に対して投げたりしますが、刺さってると思ったら素直に投げていきます。
NNは競走馬「テイエムオーシャン」より。
【主な選出】
・マンムー+ハッサム+カイリュー
ステロ要員+エース1+エース2のBW環境の積み系統の定番とも言える形。
基本選出その1ですが実際のところそこまで多くはやってなかったりする。やはりメタも少しずつ動いているからなのか・・・。
・マンムー+ボルトロス+ハッサムorキノガッサ
これが自分の中で一番多かった形です。
各々のHP管理が非常に重要となりますが、勝率は一番高く特に鉢巻キノガッサが刺さってる相手にはこの選出が基本でした。
・ボルトロスorマンムー+キノガッサ+スイクン
カバドリに対しての選出・・・とは言ってるものの事前に対戦してた時にカバドリと全く当たらず机上論でこの並びしかないと思ってました。
結果オフではカバドリに2回当たり2回とも立ち回りで完全に負けたのでもっとこの選出の立ち回りを事前に学んどくべきでした。猛省。
【総評】
この型での6匹自体に特に大きな欠陥は無かったと思います。強いて個別で挙げるならばメタグロス、クレセリア、ヒートロトム辺りでしょうか。PT見せ合いで厳しいと思うことも少なかったですし安定性で言ったら文句は無かったです。
なのに今回のように3−5で負けてしまった原因ですが、私の経験不足が一番でした、
対面構築は第一に選出ゲーが必須なこと、そして立ち回りの一つのミスが許されないことが絶対なのでこういったミスをしてしまった以上は負けて当然のようなものです。ニコ生の大会などでちょっと勝てたからといってこの構築を使いこなせていたと思っていたツケが回ってきたようです。なので、この構築で勝率を上げていくにはもっと対戦数をこなさなければいけなかったです。具体的には100戦ないし200戦は最低でもしなければいけなかったでしょう。
【簡易対戦ログ】
負けた対戦ばかりのオフのログはあまり書きたくないのですが、今回のような人の構築を勝手にオリジナルにして負けてしまった自分への戒めとして残しておきます。
★1戦目 レンツカさん
相手;カバルドン、ドリュウズ、ラティオス、ハッサム、キノガッサ、スイクン
自分選出;ボルトロス、キノガッサ、スイクン
相手選出;カバルドン、ドリュウズ、ラティオス
初手はボルトとカバの対面。相手はこちらの挑発を警戒してくるだろうと思いドリュに引くのも含めてのキノガッサを出すも氷の牙で予想外。タネマシンガンを非常に打ちたかったがラティオスを出されると面倒だったのでローキックを打つと居座られてオボン発動、返しの氷の牙でガッサを落としてしまう。裏がラティオス、ドリュウズと思っていたのでスイクンで頑張るしかなく瞑想を積むと吹き飛ばされボルトを出される。めざ氷を打つと相手ステルスロック、次のターンのめざ氷でカバを落とすとドリュウズが出てくる。舞われると終わりなので挑発をすると岩雪崩を打たれるが外れる。スイクンに交換すると岩雪崩を受けて珠だと判明する。ドロポン受けでラティに交換される可能性もあったので眠るを選択、相手は地震を打ってきたがぎりぎり耐えて眠ることが出来た。次のターンも相手は地震を打ってきたが返しのドロポンでドリュウズを突破してラティオスが出てくる。冷凍ビームを選んだがジュエル竜の波動でスイクンが落とされる。勝ち筋はボルトの電磁波2連痺れかめざ氷急所しかなかったので電磁波から入るもののそんなことは起きず竜の波動で落とされて負け。
2ターン目のキノガッサの行動が全てでした。相手はカバルドンを残すメリットがほとんどなかったことに気付くべきでした。
★2戦目 うひょぞさん
相手パーティ;ニョロトノ、キングドラ、ヒートロトム、メタグロス、キノガッサ、カイリュー
自分選出;マンムー、スイクン、カイリュー
相手選出;ヒートロトム、ニョロトノ、キングドラ
初手はマンムーとヒートロトム。相手はトリックで眼鏡と襷を交換しこちらステルスロック。電気技は来ないと思っていたのでスイクンに交換すると相手はめざパが飛んできて半減だったので氷と断定。ボルトチェンジぐらいは耐えるので相手の交換読み冷凍ビームを打つとボルトチェンジで半分過ぎまで削られてグドラが出てきたところに冷凍ビームをヒット。裏はトノかグロスだと思ったがグロスはスイクンで相手すれば良いのでマンムーを投げると相手竜の舞、次のターン滝登りでマンムーは落とされカイリューを出す。ジュエルじゃなければアイテム無し1舞逆鱗は最高乱数辺りを引かなければ耐えると計算したので竜の舞を選択すると相手の逆鱗を5で耐え積むことに成功する。神速でグドラをおとして後続で出てきたトノをジュエル逆鱗で落としてヒートロトムも逆鱗で落として勝ち。
交換読み冷凍ビームをグドラにヒットさせたことが勝敗を分けました。
★3戦目 トルンさん
相手パーティ;カバルドン、ドリュウズ、ラティオス、ハッサム、化身ボルトロス、パルシェン
自分選出;マンムー、スイクン、キノガッサ
相手選出;ハッサム、ラティオス、(カバルドン)
初手はマンムーとハッサム。相手のハッサムのバレットパンチが120程しか削れなかったので耐久ベースと判明しこちらはステルスロックを撒く。まだマンムーを捨てるのは早いと思いスイクンに交換すると、とんぼ返りを打たれラティを出される。眼鏡流星群は乱数で耐えるHPだったが耐えないと詰むので眠るを選択すると草結びで珠と判明し何とか耐えて眠る。少なくとも冷凍ビームで削らないと勝てないので冷ビを選択するが草結びが急所に当たってしまい絶望。マンムー出して礫を打つもハッサムに受けられガッサに交換したらまたもとんぼ返りでラティを出される。マッハパンチ急所しか勝ち目が残ってないので祈るも叶わずめざ炎でガッサ倒れる。残ったマンムーもハッサムのバレットパンチで倒れ負け。
相手はあくまでも安定行動しかしてないのに対し終始こちらは苦しい立ち回りをされた実力差が顕著に出た敗北である。
★4戦目 えるさん
相手パーティ;ガブリアス、ボルトロス、パルシェン、ウルガモス、キノガッサ、クレセリア
自分選出;マンムー、ハッサム、カイリュー
相手選出;ウルガモス、クレセリア、ガブリアス
初手はマンムーとウルガの対面。相手は虫のさざめきで削ってきてこちらも地震でウルガを削る。HP的に礫で落ちそうだったが交換してくると思いステロを選択すると予想通りクレセリアに交換してきてステロを撒くことに成功する。身代わりや瞑想積まれるのは御免なので吠えるを選択するとサイコキネシスで落とされる。ここでハッサムかカイリューを出すかで迷ったが、ラス1がパルシェンだったらラストでカイリューと対峙したら負けるのでカイリューから出すことに。竜の舞をすると相手の冷凍ビームが急所に当たり36までHPが削れる。このダメージを見て間違いなくHBベースだと思いつつもジュエル逆鱗を打つとしっかり耐えられゴツメダメージが入りまずいと思ったが相手の選択は三日月の舞。ウルガを回復させるが逆鱗で落とし火傷にもならず出てきたのはガブリアス。逆鱗が継続してたのでそのまま落として勝ち。
聞くところによると相手はこちらのカイリューがゴツメで落ちると思っての選択らしい。そしてウルガを回復させハッサムと対面させて詰ませる想定らしい。こうされたら石化で最高乱数か急所を引くしか勝ち目がなくなり且つガブが火炎放射を持っていたということでここでもバレット急所を引くしか勝ち目がなかったので相手に助けられた勝ちとなった。またこれを踏まえるならハッサムから出して虫食いでクレセリアを削ってめざ炎で落とされてカイリューで舞って一掃させるフローの方がより確実だったので自分の立ち回りの甘さが前面に出てしまった。
★5戦目 ジンさん
相手パーティ;バンギラス、グライオン、ドリュウズ、ラティオス、スイクン、化身ボルトロス
自分選出;マンムー、キノガッサ、ボルトロス
相手選出;ボルトロス、バンギラス、(ドリュウズ)
初手はマンムーとボルトの対面。ジャポしか頭の中で思ってなかったのでステロから入ると相手めざパ、当倍なので飛行だが7割ぐらい削られ眼鏡と断定。ボルトに引くと連打でめざパを受ける。ここで出てくるとしたらバンギかラティなのでマンムーに引っ込めるとバンギが出てくる。地震を打つがスカーフ岩雪崩でマンムーが落とされる。ガッサを出して岩雪崩を受けつつタネマシンガンでバンギを落とすがボルトの十万圏内に入ってしまい後はそれで敗北。
初手の行動で勝負が決まってしまったように思える。こればっかりは後悔しても悔やみきれない感じだがこれが勝負というものである。
★6戦目 ちみさん
相手パーティ;ニョロトノ、キングドラ、霊獣ランドロス、パルシェン、ウルガモス、カイリュー
自分選出;マンムー、ハッサム、カイリュー
相手選出;ランドロス、ウルガモス、カイリュー
初手はマンムーとランドロスの対面。選出前からこのランドロスがステロ要員だと確信していたのでステロを選択するとお互いステロを撒く。礫で8割程削ると相手地震でマンムー6割ちょっと削る。痛い。礫でランドを落とすとウルガが出てきて礫を打つとギガドレインで30程回復されてしまう。この回復でハッサムの石化は当然カイリューの神速からも圏内から外れてしまい長考。残りはパルシェンかカイリューのどちらかだと思ってはいたもののどっちの可能性も捨てきれず悩んだ挙句ハッサムを残しカイリューを投げる。神速で削るもめざ氷で返り討ちに。石化で落とすが火傷を引いてしまい絶望、さらに出てきたのがカイリューでさらに絶望。地震+珠ダメ+火傷ダメで自滅し負け。
相手のカイリューも意地っ張りASと言っていたのでカイリューさえ残してれば最悪同速ゲーに持ち込めたので完全に裏目を引いてしまった。
★7戦目 マーキュリーさん
相手パーティ;キュウコン、ナッシー、ガブリアス、ズルズキン、ヒードラン、ギャラドス
自分選出;マンムー、カイリュー、キノガッサ
相手選出;ナッシー、(キュウコン)、(ガブリアス)
ナ ッ シ ー に 3 タ テ さ れ 終 了 。
とりあえずひどすぎました。逆鱗の混乱状態での行動が3回チャンスがあって内2回自傷してガッサのエッジが3連続で外れたりとポケモンをやっていませんでした。ヒードランにビビッてハッサムを出せなかった自分の甘さに絶望。
★8戦目 ぎるべいださん
相手パーティ;ニョロトノ、ラプラス、トリトドン、メタグロス、アリアドス、霊獣ボルトロス
自分選出;マンムー、キノガッサ、カイリュー
相手選出;メタグロス、ボルトロス、ニョロトノ
初手はマンムーとメタグロスの対面。地震を打つも6割ちょっとしか削れず瓦割を受ける。バレパンが来ると思いガッサに交換すると案の定バレットパンチ。ローキックがアリアドス以外に一貫してるので打つと霊獣ボルトが出てきて6割ほど削れる。スカーフの可能性があるのでマンムーを捨て感覚で出すとめざパ飛行で落ちる。カイリュー出して竜の舞をすると10万ボルトだったのでスカーフではなかった(後で聞いたらラムでした)。神速でボルトを落として出てきたのはニョロトノ。今度こそスカーフの可能性もあってもし最速スカーフだったら抜かれるので神速で削るとゴツゴツメット。( ◠‿◠ )うーむ。冷ビで落とされるもキノガッサのローキック連打でニョロトノ、メタグロスを倒して勝ち。
【終わりに】
対戦結果こそログの通り決して満足出来る内容ではなかったですが、普段のオフより多くの人とお話出来たので非常に楽しかったです。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉の通り今回の負けには全てはっきりとした原因があるので次の目標にしているあめオフまでに精進していこうと思います。
最後になりますが、主催のvanさん、スタッフの皆さん、対戦した皆さん、その他お話した参加者さん、泊めてくださったポケモン委員会さん本当にありがとうございました!第2回があったら是非行きたいです!